原宿・表参道

原宿について

原宿とは渋谷区の一地区の名称であり、原宿駅から神宮前周辺が大部分を占めています。
原宿の一番の見どころといえば、有名な「竹下通り」や「キャットストリート」がまず思い浮かばれることでしょう。
「竹下通り」とは10代・20代前半の若者に人気のショップが立ち並ぶ通りのことを呼び、値段も手ごろで様々なアパレル用品・雑貨などからカフェやレストランに至るまで、幅広いお店が多いのが特徴です。
現在では「竹下通り」を中心とした渋谷区に若者が多く集っていますが、1970年代までは新宿区が若者の街と呼ばれていました。
1970年代に発行された女性ファッション誌(現在の「an・an」や「non-no」)で、お洒落な街として原宿が取り上げられたことをキッカケに渋谷区の特に原宿へと若者たちが推移していきました。
1980年代になると、竹下通りには80年代を代表する歌手や、アイドル着用の衣装をコンセプトにしたファッションブランドや文化屋雑貨が開店しました。
そして1977年から1998年まで続いた歩行者天国(通称ホコ天)による影響もあって、さらに原宿には多くの人が集うようになりました。
また、渋谷・原宿への交通についても、2008年(平成20年)に東京メトロ副都心線が開業したことで便利になりました。
これからますます原宿は、ファッションや文化の地として発展していくのでしょうね。



表参道について

表参道とは、青山通りと東京都道413号線が交差する表参道交差点から神宮橋交差点までの区間を表します。
1919年に完成したこの通りでは、ケヤキ並木が続く街路樹があることで知られています。
原宿は10代、20代前半の若者たちがひしめき合っているイメージがありますが、表参道周辺には有名な海外ブランド店が多く立ち並ぶ通りとなっており、落ち着いて買い物をしたい20代後半以上の女性達に人気の通りとなっています。
また、東京で高級ブランドの旗艦店が集積されているエリアは、表参道と銀座だけということもあって、高級志向のセレブ達がこぞって足を運ぶ場所となっています。
そして、表参道沿いにはお洒落な美容室やカフェが揃っており、OLさんなどのおしゃれに敏感な女性にとても人気のエリアとなっています。
表参道を歩いて散策する際には、地図に載っていない隠れた名店があるので、裏路地やメイン通りから外れた通りなど、時間がある方は彷徨ってみるのも一興です。